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日別アーカイブ: 2022年5月10日

ゴール設定~コンフォートゾーンの外へ~

こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ山本敦志です。

夢を叶えるマインドチューニング解説第二弾 ゴール設定②

今回は前回に引き続きゴール設定についてです。

前回はゴールは必ず現状の外に設定してくださいと説明しました。

ただ、夢を叶えるマインドチューニングのトップページにはコンフォートゾーンの外という表現にしているのでコンフォートゾーンとは何かということも含めてお話ししていきましょう。

コンフォートゾーンとは居心地のいい空間と訳すことが出来ます。

何かのパフォーマンスを発揮する際にあなたも緊張状態でパフォーマンスがうまく発揮できなかった経験があるのではないでしょうか。

ですから、人がハイパフォーマンスを発揮するためにはリラックスできるコンフォートゾーンでなければなりません。

コンフォートゾーンには現状のコンフォートゾーンと、ゴールのコンフォートゾーンの二つがあり、もちろんゴールは現状のコンフォートゾーンの外へ設定します。

今回はコンフォートゾーンという考え方を過去、現在、未来という時間軸を取り入れて解説してみます。

時間の概念には現在を境として過去と未来がありますがコーチングが取り扱うのは未来だけです。過去は取り扱いません。

コーチングの、ゴールを設定してゴールを達成するという目的において過去は全く必要ありません。過去なんてないと考えるくらいでちょうどよいでしょう。

イラスト

ですから、あの時こうしとけば今頃こうなのになどとは考えないようにしましょう。あの時はもう終わってしまったことであり、あなたの未来にとって何かの影響を起こすことなど全くないのですから。

コーチングは現在を境として未来に働きかけていく手法です。当然のことながらゴールも未来に設定します。ただ、現状とは現在がこのまま続いた場合の未来も含むことから未来には現状の未来とゴールの未来の二つがあるのです。

イラスト

現状がなぜ未来にまで続くのかというとそれは現状がより強いコンフォートゾーンであるからです。居心地のいい空間であるから、ほっておくと未来にも現状が続いていくのです。

ではコンフォートゾーンとはそもそもよいものなのでしょうか。

安心、安全、安定、安穏、安寧とした場所であることは確かですが反面つまらない、飽きる、刺激のない場所であることも事実でしょう。

人は安心、安全を望みながらも、反面変化を望む生き物なのです。だからこそ夢を持つのであり、安心な場所に不満を持ち飛び出していくのです。

人はコンフォートゾーンの中でしかハイパフォーマンスを発揮できない。しかし現状のコンフォートゾーンからは出たいという問題を解決する必要があるのです。

その答えがゴールに向かっている状態をコンフォートゾーンにしていくということなのです。

イラスト

未来に、現状の外にゴールを設定する。そして現状のコンフォートゾーンをゴールに向かっている状態がコンフォートゾーンとなるようにマインド変えていくのです。

ただし、ゴール側にコンフォートゾーンが移行すればゴールが達成されますので、そのときはかつてのゴールが新しい現状となります。そうなるとまた現状の外にゴールを設定しなければなりません。ゴールがコンフォートゾーンとなればまたその外側にゴールを設定するという作業を繰り返す必要があります。そうマインドの使い方の重要なことは常にコンフォートゾーンの外にゴールを設定するということなのです。

 

 

私のゴールと役割(新しいコンフォートゾーン)

こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ山本敦志です。

前回2回にわたってゴールについて解説しましたので今回は私のゴールとコンフォートゾーンそして職業について紹介します。

私のゴールは戦争と差別をなくすことです。

むむ?どこかで聞いたことあるぞ!ですって?

そう苫米地博士と同じなんです。フフフ

以前は苫米地博士はすごい人だからこんな大きなゴールを掲げることができるけど私は凡人なんで自分がイメージできるゴールがいいなと考えていました。それでもコーチなので現状の外に設定したつもりです。

コーチになってすぐに「全ての人がWANT TOで生きる世界をつくる」というゴールを掲げました。

しかし、ゴールを更新しました。

何故か

ゴールはおぼろげでイメージを持てないものだということを学んだからです。どうしたらいいのか分かっていることはゴールにはなり得ない。

もちろん全ての人がWANT TOで生きる世界もすごいゴールですが、WANT TOで生きるというイメージの持てるゴールを持ってきていたように思いました。

また「全ての人」というのも家族全てなのか会社の人全てなのか日本人全てなのか世界中のすべてなのかペットは含むのかなどわからないことだらけなので、何か聞こえの良い言葉を探していただけのような気がしました。

イメージが出来なくておぼろげなのであれば私も「戦争と差別をない世界をつくる」でよいのだと思ったのです。

次に心から欲しいゴールなのかということです。これが私の中で問題でした。

イメージができないのに心から欲しいゴールってなんじゃらほい????

しかし、ゴールについて考えていると心から欲しいゴールにこんな言葉が出てきました。

「戦争と差別のない世界をつくるための一員として、自分の個性を生かし、仲間と協力し、コーチングという素晴らしいコンテンツをより多くの人に届けること」

この言葉には私の役割としてイメージを持つことが出来たのです。

これは「ゴールはおぼろげでイメージすることは出来ないがコンフォートゾーンはよりリアルにイメージしていく」というコーチングの手法に照らし合わせるとしっくりきました。

コーチングを伝えていきたいという私の気持ちは本物でそのコーチングという中身そのものに抽象度をあげていく作用があるのでしょう。

その結果、最初は自己実現からはじめた私のコーチングライフはついに戦争と差別をなくすという抽象度がぼんやり私にも見えだしてきたという感じです。

ゴールはぶっ飛んでいてかまわない。臨場感はなくてもかまわない。

ただ、ゴールに向かう自分のコンフォートゾーンはよりリアルな臨場感をだしていく。

そしてその思索を何度も何度も繰り返していくと本当のゴールと果したい役割がわかるのだと思います。ゴールとコンフォートゾーンは双方向にかつダイナミックに影響を及ぼしあっているのでしょう。

これがコーチングの肝であるといえるでしょう。

私もコンフォートゾーンはよりリアルにイメージする必要があるので、

コーチングという素晴らしいコンテンツをより多くの人に届けるための手法を具体的にイメージして、新たなことにチャレンジしていきます。

またこれからもゴールとコンフォートゾーンの更新は続けていきます。

あなたも是非今から何か動いていきましょう。