こんにちは。山本です。
今回は根本的なテーマです。
私はスポーツ選手に脳機能をうまく使ってパフォーマンスを向上させる方法を提供しています。
しかし、いくらこのような方法を使っても、結局ぶち当たる問題があります。
本気で、心から、このスポーツの世界で
「うまくなりたい」「成功したい」
と思っているのかという問題です。
あなたが本気で、心から納得して、選んだ道なのかどうなのか。
もしも、それが曖昧なら前に進むことができません。
なぜなら、ここでひと踏ん張り、もう少しで、一段階上に上ることができる、
壁を超えることができる。
こういった時に、無意識は、本当に超えたいと思ってなければ、
超えないような行動をとり始めたりするのです。
現状の自分に引き戻されるといった、表現がいいかもしれません。
無意識は、壁を越えられてしまったら、困るわけです。
現状の自分を維持したいから。
その壁を越えていくには、やはり強い精神エネルギーが必要となるのです。
その強い精神エネルギーは、心から、本気でないと出ません。
当たり前のことなのですが。
しかし、それが意識的にわかればよいのですが、無意識の出来事だからこそ厄介なんです。
子供の頃、親に言われたから、
みんなより、うまくできたから、
「自分で決めたわけではないけど」、という考えが無意識の中に
存在していると
壁を乗り越えれそうなときに、ふと顔を出してくるのです。
「やめとけば」と。
こうならないためにも
まずは、今の目指すものが、自分で決めたことなのかを
もう一度、考え直してみてください。
そして、それでも、まだ、その道を目指すなら、
無意識に教えてあげてください。
本気で「トップになるんだ」と
大切なのは、他の誰でもない自分が、決断してから、覚悟を持って前に進むことです。
強い覚悟がないと、厳しいスポーツの世界で勝ち残るなんて絶対できません。
「私が選択をした道である」という自覚、「その道の頂上に私は辿り着きたい」という自覚
まずはそこからスタートです。