こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
セミナーでいただいた質問回答です。
自分自身で設定したゴールが、果たして適切なものなのか?という疑念があります。
という質問でした。
自分で設定したゴールが適切かどうかを決めるのは誰でしょうか?
ゴールを設定するのも自分自身だし、そのゴールが適切かどうかを決めるのも自分自身です。
適切ですかと自分自身に問いかけなければなりません。
しかし、それがなかなか明確ではない。このようなときには、ゴール設定の条件を参考にしてください。
その条件とは、want toであることと現状の外であることです。
want toであるということは、心からやりたいことであり、好きなことである、ということ。
子供の頃からブリーフシステムに、しなければならないことをすることが正しいことだと教えられてきた場合などは、やりたいことや好きなことを見失っている可能性があります。
そこで、趣味のゴールを持つということをおすすめしています。
趣味は誰の役にもたたないし、お金にもならない。でも時間が許す限り、やりたいと思うものです。
趣味をやることにより、好きなことを見出すことができます。
新しい趣味や今までの趣味をさらに深く!といったことをしていただきたいと思います。
そうすることにより、want toのゴールの参考になるでしょう。
そして、次に現状の外であることですが、これはセミナーでも大きなテーマとして取り上げました。
ここでは違った見方で解説しましょう。
それは抽象度という概念です。
抽象度についてはブログで解説していますので参考にしてください。こちら
私のゴールがあるとすると
私たちのゴールという考え方があるのは理解できると思います。
同じく、
私のゴールを家族のゴール、同じ仲間のゴール、地域のゴール、国のゴールと私と同じようにこれらのことが思えるようになるのが抽象度の高いゴールとなります。
自分と同じように、誰かのことを思える力です。
自分のことと同じように誰かのことを思うことが出来れば、それは自然に抽象度の高いゴールにホメオスタシスが働くということになります。
ポイントは自分や家族などと同じように、感情を伴ってよくなればいいなと思うことが必要になるのです。
もちろん、無理矢理、そう感じる必要など全然ありませんが。
ひとまず、want toであり、現状の外(抽象度が高いゴール)あるということがゴールの条件なのでこれらはヒントはなるとは思うのですが、適切かどうかは自らのマインドに問いかけなければ答えが出ません。
実は、適切かどうかという問いは非常に深いテーマです。考えていくとどこまでもいきます。ですから、とりあえずのゴールでよいので、今はこれを目指そうと決めて行動していくことが大事です。
方向修正はいつでもできるので、とにかく前に進んでいきましょう。
心より、応援しています。
山本