こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
ゴールを追いかけて生きる人生と
現状のままで生きる人生
この二つの差を考えてみましょう。
コーチはなぜゴールを設定し、達成に向けて歩んでいくことをおすすめするのでしょうか。
コーチングを行うことによりお金を儲けたいからでしょうか?
そういう人ももちろんいるとは思いますが、何よりも重要だと考えているのは、人々が現状のままで生きることに対して、危惧しているからです。少なくとも私はそうです。
では、現状のままがなぜだめなのか
ひとつは
奴隷の人生を生き続けるということだから。
どういうことかというと、多くの人の現状とは自分で選んだわけではありません。ブリーフシステムという言い方をするなら、ブリーフシステムは親や教師や社会などから言われたことを自分で受け入れたことにより定められます。
自分で考え、作り出したブリーフシステムを生きている人なんてほとんどいません。
親や教師や社会の価値観を刷り込まれたことにより作られたブリーフシステムを生きているわけですから、それが永続するということは、すなわち奴隷な状態が継続するということになるわけです。
だからこそそこから抜け出すための方法論が現状の外にゴールを設定するということになるのです。
誰かから刷り込まれたブリーフシステムを自分で書き換えていく。そのためにゴールを追いかける必要があるのです。
もう一つは
成長が止まるから。
子供の頃や若い頃は社会の枠の外で生きています。社会人という言葉が示すように、社会人になるまでの学生は社会にまだ出ていないわけですから、社会への希望があるわけです。学生はあんな会社に就職してあんな仕事をしてみたいなどという願望をもちますよね。
それはつまりゴールでしょう。しかし、いったん社会人になってしまったり、社会の中である地位やある立場などで安定してしまった場合、成長しようというエネルギーもなくなる人が多いのです。
希望がなくなり、現状を受け入れ、不満な状態を当たり前と感じ生きていく。
そして挙句の果てに希望ある若者に対して、社会の厳しさという名目の言葉を使い、若者のドリームキラーとなっていく人を多くみかけます。
そうならないためには、年齢など関係なく、少しづつでも着実に成長の道を歩む必要があると思っています。
そのために指針となるのがゴールなのです。ゴールが達成されそうになったら次に、また達成されそうになったらまた次にとゴールをどんどん更新していきます。その度ごとに成長していきます。
現状は楽なのかもしれません。
楽だけど不満だらけ。
それよりも、勇気や覚悟はいるかもしれないけれど、晴れ晴れとした人生とした方がいいのではないですか。そのための道しるべがゴールなのです。
現状から抜け出し、ゴールに向かいましょう。
あなたならきっとできると信じています。そんなあなたに勇気をもらい私もまた成長していこうと思います。