こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
今回はなりたい自分に変われる人と変われない人について。
なりたい自分に変われるかどうかと言えば、100パーセント変われます。
しかし、条件があります。
本当に変わりたいのかどうなのかです。
実はこの問いは、なりたい自分という方に問題があるのです。
なりたい自分が本当になりたい自分なのかどうなのか。
人はなりたいものにはなるのものなのです。
求めよ!さらば与えられん。
という言葉を思い出しました。まさにこの言葉通りです。本気で求めさえすれば手に入る。
夢なんか叶いっこないとか、夢を叶える人はごく一部の人だけとかいったりする人は結構存在しています。
しかし、そのように言う人は、はなっから夢なんか叶えたくないのです。
ですから、変われる人と変われない人を分けているものは、本気で変わりたい。本気で手に入れたいと思っているかどうかだということなのです。
ちなみに、変わりたいと思っている人しか、苫米地式やタイス式など、色々ありますが、コーチングにはたどり着いていないでしょう。
このブログを読むような人は変われる人であることは間違いないでしょう。
我々は、本当は変わりたくないと思っている人の意見などはスルーして、全速力でゴールに向かっていきましょう。
付けたし、
今は変わりたくないと思っている人も、時が経って、いつか変わりたいと思うようになるかもしれません。
我々はそんなときにはようこそ!一緒に頑張ろうと応援しましょう。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
コーチングを学ぶようになってしみじみ思う。
ゴールって大事やわー!
ゴールがなかったら生きていることにならんやん!
ゴールない人、生きてないやん!
と思うのです。
もう一度、ゴールの大切さを見直しましょう。
ゴールが先で認識が後です。
スコトーマの理論により、私たちは知っているものしか認識しません。認識しているものは過去の記憶です。
現状の外にゴールがなければ、脳に昨日と同じ今日を見させられてしまうのです。
そして今日とおなじ未来を生きることを強いられます。
安定、安全な毎日。
何も変わらない毎日。
夢も、希望もない毎日。
そこから脱出するための唯一のツールがゴールです。
現状の外にゴールを掲げた瞬間から私たちの目の中には今までと違ったものが飛び込んできます。
目を閉じてください。
そして、今いる部屋に赤いものがどれだけ、あるか思い出してみてください。
そして、目をあけてください。
すると赤いものが目の前に飛び込んでくると思います。
それと同じように、ゴールを掲げた時点で達成方法が見えるようになってくるのです。
赤と言えば、赤が
青と言えば、青が
緑と言えば、緑が
収入アップと言えば、収入アップが
理想の体と言えば、理想の体が
飛び込んでくるのです。
それもこれも、やはり現状維持の力に負けずにゴールを掲げ信じきることが出来るか否かです。
ゴールがある人とない人では輝きが違います。
輝くためにも、活き活きと生きるためにもゴールです。
大きな、大きなゴールを持ちましょう。
こんなに大切なことこの世にないんちゃう。
ゴールは人生の宝石箱やわ。
と思うのです。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
親が先人として、後進の子供に教えるべき最大のことは?
それはエフィカシーなのではないかと思っています。
人は案外教えられなければ、気づかないことは多いです。だから、親は子供にたくさんのことを教えたい。早く学ばせたいと思うのではないでしょうか。しかし、大抵の場合、教えたいことと学びたいことは合致していません。
学びたくもないのに、教えられると押し付けられているように感じてしまい、学ぶことの楽しさがその時点で損なわれてしまいます。
これを、続けていくと学ぶことそのものが嫌なことになってしまいます。こうなってしまうと子供の未来にとってすさまじい損害となってしまう。
このような意味でも、学ぶことの楽しさ、モチベーションを損なうことをしないようにしたいものです。
ではどうすればよいのか?
子供に教えるべきは何なのか?
この答えが冒頭でも述べたエフィカシーだということです。
エフィカシーとは大まかにいうと自己イメージのことです。
細かく定義すると自分の能力に対する自己評価となります。
エフィカシーが高いとは自己イメージが優れているということを表し、能力に対する自己評価が高いという意味になります。
わかりやすく言い換えると「私はすごい」と自分で自分のことを思っちゃえる能力のことです。
たくさんの知識を習得したからすごいと評価するのは世間だけです。世間は結果を見て評価するのだから当たり前。しかし、本当の認知のカラクリは「私はすごい」と思っちゃているから知識が習得されるのです。先に優れた自己イメージすなわちエフィカシーがあるのです。
子供に対して、親が教えたいことを教えることは、子供の能力を伸ばすという意味では完全に間違っています。
だから、子供には「私はすごいんだ」という自己イメージをつくり上げることが何よりも大切なのです。
すると、子供はとんでもないスピードとパワーで知識を習得していくでしょう。
学ぶことが楽しくて楽しくて仕方がない状態です。
そんな状態を作り上げていくためにも親がやるべきことは唯一です。
子供に対して、高いエフィカシーを維持すること。
上手くできたときは「さすが、あなたね。素晴らしい」
上手くできなかったときは「あなたらしくなかったね」
です。
ここで今回の本当に言いたかったテーマです。今から?と思われるかもしれませんが今まではイントロダクション!
実はこの言葉を言えるためには、親自身のエフィカシーが高くなくてはいけません。
子供に無限の能力を発揮させるためには、親はこの人生を心から楽しんで、大きなゴールを持ってそれに挑んでいる状態でなくてはなりません。
でないとエフィカシーを教えることができません。
(心の中で)私は出来ないけど「君ならできる!」って言われても子供は困ってしまいます。
(心の中で)私にも出来たから「君ならできる!」にしなくっちゃ!
だからこそ、子供のことを真剣に考えるあなたこそがあなた自身のことをそれと同じだけ大切に考えなければならないのです。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
本日は「私の自慢は無知である」というテーマ。
「私の自慢は無知である」というと、セルフトークが悪く、エフィカシーが低いように見えるかもしれません。
しかし、良いセルフトークとして、高いエフィカシーとしての「私の自慢は無知である」という場合があるのではないかという考察です。
多くの人は、無知であることに対して恥ずかしさや劣等感を感じるのではないでしょうか。
無知であることにより、人に馬鹿にされたりしたことがあるかもしれません。
無知はできるだけ、避けたい。なるべく多くの情報を手に入れて恥ずかしくないようにしたい。そう思うのもよく理解できます。
私自身、苫米地博士に師事し学び始めることにより、自分がどれだけ、無知であったかが浮き彫りになりました。
そして、過去の自分が恥ずかしくなりました。
気を取り直し、もっともっと学ばなければと思い学習していくと、一体、どこまで続くんじゃい!と言いたくなるような果てしない道が見えだします。
そりゃ、そうだ。世界的な大天才だから。
そこで、思ったのです。こりゃ、無知であることは恥ずかしいことでも何でもないや!と
スコトーマという概念を思い出してください。
我々は知っているものしか認識できない。
知っているもの以外はスコトーマに隠れてみることができない。という概念です。
無知であると認識する作業はスコトーマに隠れた世界を見るための儀式なのかもしれません。
「開け!ゴマ!」というやつです。
私は無知である。イコール私はスコトーマの存在に気づくことができるという無意識に対する働きかけになると思います。
無知であると認めるからこそ、知への欲求が湧いてくるのです。
知への欲求は、すなわち成功への欲求です。
成功への方法が見えてくるのです。
逆に言えば、私は知っているという態度がスコトーマを強化し、新しい自分になる妨げとなっているのではないでしょうか。
こう考えると「私の自慢は無知である」という言葉が最高に高いエフィカシーであり、最高のセルフトークであるように聞こえてきます。
その意味合いは私にはスコトーマがない!です。
目に映ったもの、耳に入る音、感じる空気、嗅ぐ匂い、全てを感じることができます。
悟りのようにも見えてきます。
悟りと言えば、お釈迦様でしょうか。
私たちはお釈迦様の元においては皆、無知です。
カッコつけて、知っているふりをするより、無知なことを受け入れて、超加速的に知っていることを増やしていきましょう。「私の自慢は無知である」と心の中で誇らしく思いましょう。(人に言う必要はないと思います。)
少なくとも、私はそう思うことにより、とても、楽しく成長しています。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
プロスポーツ選手はなぜメンタルコーチが必要なのかというテーマでいきたいと思います。
プロスポーツ選手は極限の心理状態の中で最高のパフォーマンスを出す必要があります。プロスポーツ選手は相対の関係で負けると思った時点で負けることを知っています。
当然、単に強気になるというだけでも勝てない。
揺れる心の動きをコントロールすることが自分のキャリアに関わることを痛いほどわかっているからこそ、メンタルコーチを必要とするのです。
それではメンタルコーチの役割とはどういったものなのでしょうか。
メンタルコーチの役割は冷静にさせること。リラックスさせること。集中状態を維持させること。といったことがあげられます。
しかし、中でも一番重要なことはエフィカシーを下げさせないことです。
どんな場面においても高いエフィカシーを維持することです。
あらゆるスポーツはその対戦相手がいたとしても、最終的には自分のマインドとの戦いになります。
テニスなどでは、ネットの向こう側の相手と戦っているように見えますが、(実際戦っているのは事実です)その相手は自分の脳内にいるのであって、その脳内で相手に負けてしまえば、結果もそのまま表れてしまいます。
対戦相手が自分の脳内にいるとはどういうことか?
視覚などの五感はあらゆる感覚器を通じて、結局、脳内の神経ネットワークを通じて情報として認識されます。
つまり、この世界の全ては脳内には情報として伝わっていると言えるのです。
だから、目の前に映った対戦相手も自らの脳内の情報として認識されているということです。
ということは脳内、ここでいうなら心でしょうか。マインド、メンタルという言葉でも同じです。
メンタルに統一しましょうか。
メンタルが相手に勝つか、負けるか。
このことが、パフォーマンスに及ぼす影響ははかり知れません。
私はこれが全てと言っても過言ではないと思っています。
もちろん、その試合の時だけという意味合いではなく、何週間も前から、いやそのスポーツを始めたときからずっと勝つメンタルを作り上げてきた人が、強い人なのです。
気づかれた方もいるかもしれませんが、
実はこのメンタルの強さとはゴールの大きさのことなのです。
大きなゴールを掲げてその自分にふさわしい自分のイメージを長年トレーニングと共に培った人がメンタルの強い人と言われる人であり、成功を手にしている人なのです。
そして、成功しているスポーツ選手は、このようなゴールの設定の仕方を教えてくれた存在が必ずいます。子供の頃では親になるでしょう。
卓球の福原愛選手や、イチロー選手、タイガーウッズにしても、必ず親がそばにいて精神的サポートを行ってきました。
メンタルという領域も、心理の技術です。誰かのサポートがなくてはうまく自分の心を乗りこなせないのです。
一人の力で乗り越えていくことは極めて難しい領域なのです。
これがメンタルコーチが必要な理由です。
スポーツ選手はメンタルコーチをつけることで飛躍的に成長することを知っていただけたでしょうか。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
ふと気づいたら、ゴールが達成されてしまっていた!を引き起こす方法があるとしたら興味がありますか。
あるんです。
これをプライミングを働かすといいます。
お腹がペコペコな状態を想像してみてください。
お腹がペコペコな状態でどこかのお店にお弁当を買いに行くという場面です。
死ぬほどペコペコです。
そして遠く、離れたところにお弁当屋さんの弁のロゴが目に入った状態です。
あ、お弁当屋さんだ!やったー!という場面
次にお弁当を食べ終わった場面を想像してみてください。
ふー。うまかった。
という場面です。
では、質問です。あなたはお弁当屋さんまでの道のりで、すれ違った人の顔や、車、電柱に貼ってあるポスター、子供が遊んでいた場面など覚えているでしょうか。
お腹がペコペコで、お弁当を食べているというイメージに向かって激走している状態では人の脳は、その過程でお弁当以外の情報は遮断します。これをRASの働きと呼び、遮断された情報のことをスコトーマと呼びます。
人は欲しいものを手に入れるとき、あえて、その欲しいものに関係ない情報を遮断して一目散に欲しいものを手に入れるという行為ができるようになっています。
ゴール達成にもこの手法を使おうじゃないかということです。
これを無意識を利用するマインドの使い方というのですが、あなたが心から欲しいゴールに向かって激走し、ふと気づいたら手に入っていた。ということを引き起こすのです。
その為には、欲しいというエネルギーをどんどんと燃え滾らせます。ゴールを達成したいという臨場感をあげて手に入れたら気持ちがいいという感情を今、味わうのです。
お弁当の例で言えば、よだれを出しながら走っている感じです。
よだれが出ている状態は、脳の中ではお弁当を食べているイメージをしている状態と言えます。
つまり、ゴールは達成されていると思い、感じるのです。
すると、あなたの無意識は食べているイメージと現実を合致させるために、あわてて、それを達成しようとするのです。
よいですか?
ゴールは達成されているというイメージを強く、強くしていくのです。
その結果、気づいたらゴールが達成されていたといった具合に無意識があなたをその場所に連れて行ってくれるのです。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
なぜ、親しい人にもゴールは教えない方がいいのか?
コーチングでは「ゴールはコーチ以外には言わないようにしましょう」とすすめています。
理由は、親しい人、親や先生、友達であってもあなたのゴールを下げさせる、ドリームキラーの要素を持っているからです。
そんなはずはない!
と思う方も多いとは思います。
しかし、実際はほとんどの場合において、あなたの親しい人はドリームキラーとなります。
理由は簡単です。
認知科学をベースとしたコーチングではゴールは現状の外に設定した方がよいとされています。
では現状の外とは何でしょうか?
それは常識外れであるということなのです。
常識から外れているから、あなたの周りの人たちはそんなの無理だよ、とかそんなの叶いっこないよと言いたくなるのです。
科学的には常識から外れたゴールを設定した方がよい。
しかし、その情報を皆が持っているわけではない。ということです。
普通はよい情報なら皆が取り入れようとするのですが、なぜこの情報は皆が取り入れないのでしょうか。
それは取り入れてしまうと自分も変わらずを得ないからです。
あなたが変わりたいと思っていても、あなたの親しい人はそう思っているとは限らない。
逆にその人たちの無意識は現状のままで居続けたいと思っているからなのです。
あなたが変わってしまうと、その人たちはとても居心地が悪くなります。
現状のままで居続けたいという気持ちが揺らいでしまうのです。
だからあなたに変わらないように仕向ける。もちろん無意識にです。
そんな現象が起こるのです。
だから、ゴールはコーチに以外には言わない。という教訓が生まれたのです。
ではコーチとはあなたに何ていうか。
まーそれはコーチングセッションでのお楽しみということで。
あなたがゴールを達成していくためには、全てとはいいませんが、多くの場合親しい人にはゴールを言わない方がよい。というのがコーチングのプリシンプルということです。
是非、覚えておいてください。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
お金とやりたいこと。
この二つの両立は多くの人が迷ってしまうのではないでしょうか。
ファイナンスのゴール
趣味のゴール
二つを比較してみましょう。
今回のキーワードは重要性!重要性を考慮に入れながら二つを比較検討してみましょう。
ファイナンスのゴールとは一番の目的はお金を稼ぐこと。
だから、重要性№1はお金とその額であってよいといえるでしょう。
とはいうものの、お金は稼げても、精神的ストレスで病気になってしまうような仕事ならやめるべきでしょう。
ということは、重要性はお金の額が上かもしれないが、やりたいか、楽しいか、もある程度重要ということになります。
対して、趣味はどうでしょう。
趣味は100パーセント好きなことでしょうから、重要性は好きかどうか、楽しいかどうかが№1.
趣味には大抵、お金がかかります。しかも誰のためにもならない、自分のためにしかならないものこそが趣味ですから、かかりっぱなしで帰ってはきません。
だから、ファイナンスが必要だなとなりますよね。
こう説明すると理解してくれるものが、実際は多くに人が理解しているような行動をとりません。
例えば、ファイナンスとしての仕事に、付き合いが重要だと思い込んで、ファイナンス行為でも何でもない付き合いをしたり、ファイナンスである仕事に変なプライドを持ちこんだり。
趣味なら、好きなのに、やりたいのに、お金をかけることをケチって、そのため出来なかったり、人間関係が気になるからと言って趣味まで放棄してしまったり。
コーチングはバランスホイールと言って、ファイナンス、趣味の他にも、職業(職業とファイナスンの違いについてはまた今度のブログで!)、家族、パートナー、老後、地域貢献、生涯学習、など10個程の項目についてゴール設定を促しています。
それらは相互に関係しているのですが、分けて考えることを推奨しているのです。
それは、あなたのその行為はどのゴールがあってのことですか?どのゴールがあっての悩みですか?ということを考える必要があるということです。
実際、ファイナンスはファイナンスとしてのゴールなのであれば、趣味や職業とは分けられるべきであって、ファイナンスをしているのに趣味のようにおもしろくない!とかファイナンスなのに職業のような生きがいを感じられない!などと悩むことがなくなるということです。
この世の中は、一つだけやっとけば、超幸せなどという短絡的な世界ではないはずです。
人生の様々な事柄において、全て、自分の選んだ選択の結果であるという自己責任の中でその時々の重要性に基づいて、きちんと対応していかなければなりません。
だからこそ、普段からバランスホイールを意識して、それぞれに対してゴールを設定しスマートに対応していけるようになって頂きたいと思います。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
人は何のために生きるのか。
あなたはこのネタに興味がありますか?
哲学好きにとってはいいネタかもしれないが、コーチングにおいてはあまり意味がないように思えます。
なぜなら、好きなことをしていきるという答えが先にあるから。
コーチングはどうすれば、私の、若しくはあなたの、囚われた心を解放して、好きなことだけをして生きる人生へと自我を変えていくのかに興味があるのであって、不特定多数の人が何のために生きるのかを扱いません。
人は何のために生きるのか?
それは人によって違う。そして抽象化させて答えることが許されるなら、好きなことや、やりたいことをやるためと答えるか。
いや、どうせ生きるなら好きなことや、やりたいことをやって生きたい。ということになるのか。
おっと!扱わないと言っておきながら、哲学っぽくなってきてしまいました。
話を戻して、コーチングとは(ここでは苫米地式とタイス式のコーチングのこと)生きる指針を先に示してくれています。
認知心理学、分析哲学、機能脳科学といった学問をまとめた認知科学による結果がコーチングに集約されていると考えてください。
だから、私たちは人は何のために生きるのかを考える必要も(好きで考えるのはあり!)、そんなことで悩む必要もないのです。
認知科学の結果、教えてくれていることは、私たちの認知にはどうあがいても、スコトーマができる。だからこそ、常に偏った見方で世界を見るしかできない。そこから逃れるためには抽象度を上げて認識することが出来るようになった方がより、広範な情報宇宙にアクセス可能となるということなのです。
広範な情報宇宙にアクセスできるということは、今までは見えなかった、成功するための方法が見えるようになったり、今までの価値観とは違ったものの見方が生まれてくるということになるわけです。
例えば、今までは自分がお金持ちになることだけが全てだった人が抽象度が上がることによって、「世界にはいまだに、飢餓で死んでいく子供たちがいているんだ」という価値観がみえるようになって、そんな世界を変えていくために自分が何かできることがないだろうか。と考えるようになったりといったことがあげられます。
そして私たちの認知の世界の抽象度をあげるための一番簡単で確実な方法が『現状の外にゴールを設定する』ということなのです。
私たちの先人が生き方はすでに教えてくれています。
好きなこと、やりたいことの延長線上にあるもので、現状の外にゴールを設定する。
そしてそのゴールに向かって楽しみながら、ゆったりとのんびりと、歩んでいく。
もう一度、あなたが本当に好きで、やりたくてたまらないものを見つけて、その先にあるゴールを掲げて生きてみませんか。
こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
うちのホームページを見てみると努力ゼロという文字が書いてあります。
努力ゼロでゴールが達成されるなんて本当だろうか?という疑問を持つ人のために。
例えば、パーソナルコーチングのセッションをするときには行動を促すときがよくあります。
「私は○○にチャレンジしてみたいのだけど、でも本当にできるかどうか不安で、一歩が踏み出せないんです。」
といった場合は「とりあえず、次回のセッションまでに○○を達成するための一歩目の行動として、○○してきてね」といった宿題をだすときがあります。
この場合の第一歩目の行動は努力でしょうか。
我々はこの行動を努力とはみなしません。
努力は嫌なことを無理矢理するためのモチベーションのことを指しています。
自分がチャレンジしたくても、その一歩が踏み出せないのは嫌なことではないのです。
やりたいけど、勇気が出ないということでしょう。
ですから、背中を押すのです。
やりたいことをやりたいのだけれど、その一歩が踏み出せない場合にコーチングセッションで行動を促していくということはとても重要なことなのです。
しかし、それは決して努力ではない。
このような意味で努力ゼロでゴール達成という風に謳っているのです。
逆に言えば、時に勇気は必要です。勇気ゼロではゴール達成は難しいかもしれません。
自分にとって、この壁を破りたい!しかしここで引いてしまってはだめだ!と思っている場合などは、勇気を持って飛び込んでいくことは重要です。
言葉だけの話かもしれませんが、マインドの扱い方という意味においては注意すべきネタであると思っています。
嫌なことは全くする必要はありません。
ですから努力もゼロ!
好きなことや、やりたいことはどんどんやっていかなければなりません。
ですから好きなことや、やりたいことを通じて生まれてくる心の感情の起伏や葛藤をうまく乗りこなしていくことがマインドの使い方という言うのです。そしてマインドの使い方を知ることでゴールが達成されるのです。