こんにちは。コーチ山本敦志です。
今回は才能について。
才能について誤解されていないでしょうか。
「自分にも才能があれば成功できたのに」という言葉がよく使われますが、順序が違います。成功を目指したから才能が発揮されたのです。
どういうことでしょうか。
私はよくセミナーでイチローや本田圭祐の小学生の文集を紹介しています。イチローや本田が昔から才能があったから成功したと解釈しがちですが違います。文集を見てみるときちんと現状の外にゴール設定をしているのです。そしてそのゴールを心から願って追いかけてきたことがよくわかります。
ゴールを設定して、それに一歩づつ近づいてきたのです。才能というのはゴールがあってそのゴールを達成するための能力のことなのです。
ゴールを達成できるか否かは、もともと生まれ持った才能ではなく、自らの意志で設定したゴールをどれだけ達成したいかという意志の力と一体となったものです。
X-menなどに代表される能力系の映画がよくありますが、それらの映画を見ていると何か神秘的な才能が元々ある人がいて、そんな人が才能を発揮して悪を退治する。といった内容が多いですが、才能に対してもう一歩進んだ理解をしていただきたい。
ゴールなくして才能なんてありません。もっと言うとゴールを設定することにより才能が芽生えるのです。才能を発見するためにはあなたの追いかけたいゴールがなんなのかという問いが大切なのです。
こんにちは。コーチ山本敦志です。
今回はクリエイティビティ―について。
クリエイティビティ―とは0から何かを作り上げることができる能力のことを言います。
既に出来上がっているものを改善したり、誰かの真似をして似たようなものを作ることにクリエイティビティ―は必要ありません。
とはいうものの、ベースとなる知識のほとんどは他の誰かが発明したことやものですから、全くの無から有を作り上げることではありません。それは神の領域になってしまいます。
我々がクリエイティビティ―を使ってつくりあげるものとは今まで習得してきた知識を使って、その知識を一つ上のゲシュタルトを作ることとなります。
そしてそのゲシュタルトの作り方が今までにないものが作り上げられたときに、それが付加価値となり、有名になったり、お金持ちになったりするのです。
お金持ちの場合であれば、もちろんその過程において商品化していくことや、マーケティング活動とセットとして広めていく必要性がでてきますが。
いずれにせよ、私たちがこの社会で成功したいと望むならばクリエイティビティ―が必ず必要になってきます。
好きなことや、興味あることを徹底的に突き詰めて、その領域における大量の知識を手に入れてそしてその知識から新たなゲシュタルトを創る。
権力の階層を上るような活動ではなく、この社会でのオリジナルな成功を望むならこの方法以外はありません。
だからこそ、好きなことやワクワクすることをやることが大事なのです。
そのカギは趣味にあるかもしれませんね。