こんにちは。山本敦志です。
先日、とても嫌なことを言われました。
私自身コーチとして活動していますが、ゴールを言いまわりながら生きているわけではなく、普段は普通に生活しています。必要に応じてゴールを言ったり、心の中にしまっておいたりします。
そして、設定したゴールとは違った現実が起こることもあります。もちろんその先の未来には必ず自分が設定したゴールが達成されると確信しているわけですが、そのプロセス、山でいうなら上っている最中には想定外のことやうまくいかないことも起こります。
当然と言えば当然で、そのことを乗り越えながらゴールを達成していくわけです。
しかし、そのうまくいっていない時にここぞとばかりに発言、評価、評論、意見してくる人が出てきます。私もそういう人に巡り合ってしまいました。
私は「わー、ドリームキラーだ!」と興味深く、発言を聞いていたのですが、このドリームキラーといいう存在、本当に悪気がないようでした。
だからこそ、たちが悪い!!!
ドリームキラーには絶対にゴールを言ってはいけません。若しくはゴールに関わるアドバイスは無視しないといけません。
ドリームキラーは悪い人という意味ではなく、その人のためを思ったことを言っているつもりでもその言葉に込められた情報内容がドリームキラーなのです。
具体的に言うと
やめておけ!
チャレンジするな!
みっともない!
カッコ悪い!
などという情報内容が込められた言葉を、さもきれいなパッケージで包んであなたに送り届け、あなたのゴール達成へ向けたチャレンジを阻害します。
その人があなたのことを本当に大切に思っていたとしてもその人のドリームキラーたる情報内容は別物として存在してしまいます。
だから、あなたがその人に大切に思われていることと、その人の自分のゴールに関わる発言とをきちんと分けて捉える必要があるのです。
結構、こんがらがってしまいがちですが、きちんと分けることは重要です。
ゴールとはあなた特有のものだと理解してください。
別に他者と共有する必要など、もともとないのです。あたな自信が心から達成したいと思っていれば他の誰かがどうこう言おうが全く関係ないはずです。
この世の中、冷静に見回してみるとほとんどの人がドリームキラーの要素を秘めているかもしれません。だからこそコーチングが必要であり、だからこそコーチという存在が必要であると言えるでしょう。
こんにちは。コーチ山本敦志です。
久しぶりに師であるルータイスの本を読んでいます。ルータイスは我々に無限の可能性があり、自分に投げかける言葉をコントロールすることにより、その無限の可能性は発揮されると言っています。
一般に言葉がそれほど重要だと思っている人はすくないのではないでしょうか。
しかし、我々の自我とは子供の頃から自分以外の誰かから言われた言葉を受け入れたことによりつくられているのです。
例えば「あなたはドジね」と子供の頃に言われ、「自分はドジなんだ」と受け入れたことによりドジになるのです。
「あなたはスポーツは得意だけど、勉強は苦手ね」と言われ、「自分はスポーツは得意で、勉強は苦手なんだ」と自我に書き込んでしまうのです。
その結果、勉強が出来なくなってしまいます。
私はどういう人?という問いかけに対して出てくるのはこのような自分に投げかけてきた言葉と受け入れてきたという事実により作られた情報です。
まずは、言葉とはそれほどの威力があることを知ってください。
その威力を知ることにより、そしてその威力を自分が今からなりたい自分にふさわしい言葉に変えていく為に使うことにより、自分の中の可能性が発揮されていくのです。
今は亡きルータイスが我々に自由に生きることを願い、書き残した情報です。
言葉をコントロールしましょう。
最後にルータイスの言葉を引用します。
「私はもっと大きな人間になれる。もっと多くのことができる。もっと多くを手にすることができる。まずは自分のことから始めよう。自分に語りかけることで可能性を切り開こう」