苫米地式コーチング認定コーチの山本敦志のブログ
ディズニー映画『ズートピア』を見た。
非常によかった。おもしろかった。
コーチングに携わる僕にとっては、是非みんなに見てほしい映画である。夢をあきらめない気持ちがあれば、夢は実現するということが学べる映画である。やはりディズニーは素晴らしい。
ところがだ。
最後の最後に椅子から転げ落ちそうになった。
なぜかというと、最後に主役のウサギがスピーチするシーンがあるのだが、内容は忘れてしまったが、大切なことは「トライ」と言っていたのが字幕スーパーは「努力」と訳されていたのだ。
トライはご存じのように、挑戦するとかやってみるとかいう意味である。努力ではない。
何故、努力という言葉を選択したのだろうか。非常に気になる。
結局のところ日本人に「大切なことは努力である」と植え付けたかったのかと疑いたくなる。
ディズニーの解釈は自分の夢につながると思えること、本当にやりたいことはとにかくやってみようよという意味なはずだ。それが「トライ」なはずなのではないのか。
それを努力と訳してしまえば、成功するためには、その途中段階では「しなければいけないこともする必要がある」との意味合いとして受け止められてしまうじゃないかと思った。
努力の時代は20世紀に終わったと僕は思っている。
21世紀はこころから「やりたいことをやる」時代だと思っている。
ディズニーが言いたいことも絶対そうなはずだ。
大切なことは「トライ」である。自分が選んだ夢につながりそうなことをやってみる、挑戦してみることである。
決して努力ではない。この翻訳は正してもらいたいと思う。