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こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
今回はスポーツのパフォーマンスを上げるための方法です。
方法論はたくさんあります。できれば、セミナーやワークショップなどに来ていただいてワークのやり方を覚えると効果は高いです。
しかし、ここでは文字情報で一番大切なことをお伝えしようと思います。
その大切なことはエフィカシーです。
また、エフィカシーか!と思われる方も多いかもしれません。しかし、エフィカシーの本当の意味合いを理解するためには何度も何度も、色々な角度からとらえることが重要です。
スポーツの場合は競技なので競う相手がいることと思います。
そして、競う中で自分が、若しくは自分のチームが、一番になっていきたい。そう思っているはずです。
その対戦相手(競う相手、競うチーム)にどうやって勝つか。
要はスポーツは技術や経験や練習量など様々な要素が関わりあって結果となるわけですが、コーチングといった観点から見てみるとそれはエフィカシーの勝負とみてとれるのです。
対戦相手よりも高いエフィカシーを保てているか。それだけです。
ここでもう一度エフィカシーとは何かを説明しましょう。
定義はゴールに対して達成することができる能力の自己評価です。
スポーツに関して言い換えれば、対戦相手に勝つことが出来る能力の自己評価です。
鍵は能力の自己評価!!
例えば、自分よりも実績的に各上の相手と戦うとしましょう。
テニスで言えば、ランキング100位の選手がランキング1位の選手と戦うような場合です。
一般の人は「わー!今日の対戦相手は格上だ!勝てるかな?無理だろうな。でも出来る限り精いっぱい戦ってみよう。負けるだろうけどな。」
と心の中で思っています。
これではいけないのです。エフィカシーが低い状態と言えるのです。
ではどのように思うか。
エフィカシーが高い人はどう思うか。
「俺の方が強い」
これだけです。
もう一度、思い出してください。自分の能力の自己評価です。
自己評価なのですから自分で勝手に自由に決めればいいのです。
スポーツ選手は勝ちたいのだから、対戦相手がどれだけ実績的に強うかろうが「俺の方が強い」「私の方が上」と思えばよいのです。
えー、そんなー!
という言葉が聞こえてきそうですが、本当に勝ち残っていく選手はそう考えているのですよ。
恐らく、スポーツ選手の優劣を分けるのはこの一点なのです。
技術や練習量や経験よりも先立つものがエフィカシーなのです。
エフィカシーが高いから、技術の習得が出来るし、たくさんの練習をすることができるし、経験から学ぶことが多いのです。
多くの人は超一流の選手を見て、あの人は技術が高いから、練習をしたから、経験があるから、すごい選手になったんだと解釈しがちですが、
違います!
違います!
違います!
最初にエフィカシーが高かったから超一流になったのです。最初からエフィカシーが超一流だったのです。
ここをしっかり、覚えておいてください。
相手選手にどこまでも勝っていく自分の能力を今、確信してください。
絶大なる自分の能力を確信している状態があなたに様々な試練を持ってきます。後はその試練を乗り越えていくだけ。試練を乗り越えていくこと自体はそんなに難しくはないのです。
自分の絶大なる能力を確信することに比べれば容易いことです。
最も重要なことはとんでもないくらい高いエフィカシーを維持することです。
自分の絶大なる能力を確信してください。
あなたになら出来る!