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認知的不協和を使ってゴール達成

こんにちは。コーチ山本敦志です。

 

いつもと同じ部屋でブログを書いています。しかし、いつもと違う景色となっています。というのは動画の撮影のためにソファの位置がいつもと違う位置に移動されているからです。

 

すると私はどう思うかというと、何かそわそわします。気持ち悪い感じ、落ち着かない感じがするわけです。そして元の状態に戻したい。いつもと同じ配置に戻したいという衝動に駆られます。

 

あなたもこのような体験をすることはよくあると思います。

 

これをコーチング用語で認知的不協和と呼びます。

 

元の状態に戻したいというエネルギーをホメオスタシスと呼びます。

 

コーチングは認知的不協和とホメオスタシスという機能を使ってゴールを達成していきます。

 

ソファの配置が変わっているというシチュエーションにおいて、何か気持ちわるい、落ち着かないという感情が、認知的不協和であり元に戻したいというエネルギーを生み出しています。このエネルギーのことをホメオスタシスと呼び、元に戻すまで気持ち悪さや落ち着かなさは、なくならないのです。

 

汚れた部屋を掃除するのも、お金を使いすぎて節約をするのも、食べ過ぎて太りすぎたらダイエットをはじめるのも全て認知的不協和によるホメオスタシスの力と言えます。何かおかしい!戻らねばというエネルギーです。

 

ここで一つコーチングにおいて問題とされることを取り上げてみましょう。人がゴールを掲げても達成されないのは現状にホメオスタシスが働くからとされています。この場合では元あったソファの位置に戻したいという欲求は現状に戻りたいという欲求です。

 

重要ポイント

我々がゴールを達成しようとするなら認知的不協和は未来のなりたい自分と現状の自分との間で引き起こし、ホメオスタシスは未来のなりたい自分側に働かせねばなりません。通常、現状に働くホメオスタシスをゴール側に働かせるのです。

 

つまり、現状の自分が未来のなりたい自分ではないことに対して、ソワソワする、気持ち悪い、落ち着かないという感情になる必要性があるのです。

 

現状の居心地が悪くなるということです。

 

居心地が悪くなるからこそ、ゴールが自然と達成されてしまうという仕組みなのです。

 

そして、恣意的にホメオスタシスをゴール側に働かせる最良の方法とされているのがアファメーションという技術なのです。

 

gentil le chienchien