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無意識にマイナス方向へ行かないためには。

苫米地式コーチング認定コーチの山本敦志です。

 

ゴールにも色々ある。夢という言葉はどちらかというと、プラスのイメージとして使われているような気がする。例えば子供がプロ野球選手になるという夢を持っている場合などは、プラスの方向へ行きたいというゴールだ。しかし、病気になって治りたいというのはマイナスから0地点へ戻りたいというゴールになる。

 

いずれもゴールと呼べるが、病気を治したいというようなことには夢という言葉を使わないような気がする。

 

コーチングにおけるゴール設定は現状を0だとした時のプラス方向へのゴールと現状がマイナスだとした時の0地点へのゴールがある。

 

マイナスから0に戻りたいというのもれっきとしたゴールだ。

 

病気の人は、健康になりたいというのは当然ゴールだけど、健康な人からすれば当たり前のことかもしれない。

 

ゴールは人それぞれであり、色々なところに現状があり、その現状で固まってしまっている状態から抜け出したいと思っている。

 

プラス方向とマイナス方向の違いとはマイナスというのは、一度は体験したことがあることと言えるかもしれない。何かのきっかけで0地点から大きく外れてしまう状況が起こったりする。

 

しかし、この出来事はゴール達成ということを考える上でとても参考になる現象であると思っている。

 

 

考えてみると、病気になったということは現状から離れた状態になることができることを示しているとはいえないか。

 

つまり、人はプラス方向でもマイナス方向でもとにかく変わるということだ。重要なのは自分が変わりたいと思う方向へ変わることだ。

 

実は無意識に任せていると思ってもいない方向へ連れて行かれることがある。病気になるとはそういうことで、意識的には病気は嫌だと思っていても、無意識はそれを望んでいるかもしれない。自分に起こるすべてのことは無意識を含むと全て自分の選択によっている。

 

人は自分が思った通りの人になっているのだ。

 

だからこそ、自分の意識できちんと自分の人生をコントロールできる力を身につけないといけない。

 

その為にもやはりゴール設定が大事になってくる。自分のゴールを毎日きちんと設定して生きていくという習慣がとても大切なことなのである。

 

そうしなければ、無意識が行きたくもない方向へ運んでいってしまうということが起こる。

 

毎日アファメーションをしよう。

瞬間、瞬間の言葉を意識にあげよう。そしてネガティブな言葉を使わないように心がけよう。自分の言葉をコントロールすることにより、無意識をコントロールすることができるのだ。

 

それだけで、人生は大きく変わる。

 

ゴール設定があるからこそ人はなりたい自分になることができるということを覚えておいてほしい

 

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