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行動しようとしても長く続かないのはなぜ?

苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。

 

今回は行動について。

 

行動なくして、ゴール達成はありえない。それはあなたも重々承知だと思う。ゴール達成のための効果的な行動を行うことによって、ゴールは達成される。

 

だから、必ず行動する必要性はあるわけだ。

 

とは言うものの、人は誰でも現状維持のホメオスタシスを持っているし、何らかのトラウマやコンプレックスといった負の感情を持っている。それは時として、ゴール達成のための行動の妨げになったりする。

 

行動しようとしても、勇気が湧いてこなかったり、行動してもそれが習慣になるまで続かなかったりする。

 

ここで、今日のテーマだ。

 

そんなときには行動しない方がいい。やればやるだけ「私はダメなやつだ」というイメージを植え付けるだけだ。エフィカシーを下げてしまうことに繋がる。

 

え?行動は大事じゃないんですか?

 

と思われただろうか。

 

行動はもちろん大事だが、行動しようと思うことよりも大事なことがある。

 

それは自己イメージだ。

 

自己イメージがきちんと確立されていれば、ホメオスタシスの力で人は勝手に行動を起こす。自己イメージが「現状の私」にあるままで行動しようとしても、恐らく高確率で元に戻る。それは当たり前の話で、現状のホメオスタシスの作用がそうさせてしまうのだから。

 

だから行動する前にやらなければいけないのは、きちんと自己イメージを変えることだ。自己イメージを変えるとは、セルフトークを気をつけることであり、アファメーションを行うことになるのだが、まずは「私はゴールを達成している奴だ」という自己イメージを刷り込んでおく必要がある。

 

あとはそれに対して湧き上がってくる感情を大事にすればよい。

 

未来にゴールを達成している私であれば、今、恐怖を感じて行動を起こすことに戸惑いがあるけど勇気を出して、一歩踏み出すべきだよな。よしやろう!

 

というように行動を起こす。

 

行動を起こせないのは、あなたの心のなかにある何らかの要素が邪魔をしている。しかしそれは結構強烈にあなたのゴール達成を阻む要素である。しかし、その要素、先ほど例に挙げたものでいうと、コンプレックスであったり、トラウマであったり。確かにこれらは強烈にあなたの無意識に潜み、ゴール達成の邪魔をしている。ただ、それを取り除こうなんて考えてはいけない。それには向き合わないでよい。「ああ、確かにあるよな」と軽く見るだけでよい。一度見ればもう見る必要はない。これはかなり大事なことなので覚えておいてほしい。

 

自分の現状の分析などいらない。ゴールを達成したい人にとっては全く無意味である。

 

それよりもゴールを達成している自分の自己イメージをしっかり作っていこう。

 

行動はその結果、ホメオスタシスの力で勝手にしてしまうものなのだ。

 

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