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今日はゴール設定について。
ゴールはコンフォートゾーンの外側に設定することの重要性は嫌というほど言ってきたつもりだ。
だが、まだ言う(^-^)
魚が陸にあがることを進化と呼び、陸のことをコンフォートゾーンの外と呼んだ。
現実的に考えてみると、苦しいところになぜ行かないといけないんだ?と思う人もいるだろう。
そこのところを突っ込んで考えてみたい。
魚達の世界、海の中でライバルの魚も増え、その分餌にありつける頻度も減り、しかも自分を食べようとする魚も増え、しかもそいつ達もまた、飢えている世界があった。
毎日が食うか食われるかの世界だ。
その分大量に子孫を残そうと試みるが、ほとんどが卵からかえることもなく、食われていく。そして何とか卵からかえったとしても、稚魚の段階で食われていく。そして命からがら成長を遂げたとしても、大きな魚の大群に食われていく。
もう、やってられるか!!
という魚がいたとしよう。
この魚が陸を見た。
すると陸にはライバルもいない!餌もたくさんある!こんなパラダイスのような世界に住めたらどんなに素晴らしいかと思った。
コンフォートゾーンの外の世界とは慣れ親しんだ世界ではないので、緊張もするし、勇気もいるし、恐怖もある。そんな世界になぜ行きたいのか?
それはもちろん自分が行きたいからだ。
おわかりだろうか?
ゴールというのはあなたが心から望んだこうあれば超うれしい、楽しい、誇らしい、という感情を伴った世界のことである。
我々は幼少のころから努力を美徳とし育てられてきた。そしてHAVE TO(しなければならない)ですることを当たり前として受け入れてきた。そんな人がコンフォートゾーンの外のゴールと言われると努力を死ぬほどする世界、HAVE TOなことを死ぬほどする世界のビジョンが出ることがある。
そんなゴール嫌に決まっている。
ゴールはあなた自身が心からうれしい、楽しい、気持ち良い、ハッピーと思えるもののことだ。
だからこそゴールを達成したいのだ。
先ほどの魚も陸の世界が超ハッピーな世界に思えたから、ゴールを設定することを望んだのだ。
その結果が
うー苦しい!呼吸ができない!という出来事が起こり、このままではだめだ!なんとかしなければ陸に行けない!という問題が生まれ、そこで俺にはできるというエフィカシーにより肺呼吸という進化を生んだのだという順序を理解してほしいのだ。
まず、ゴールはあなたが感情を含めて心からハッピーと思える世界のこと。
そしてそれに向かっている最中が全て苦しくないことでなないということ。
そして、その苦しい姿をはたから見ていると、あんなしんどいことして努力家ねと思われるかもしれないが、当の本人は努力でもなんでもないということ。
つまり。ゴールを達成したいときにやることは楽しかろうが、苦しかろうがすべてがWANT TOであるということ。
今回はここを理解してほしかった。
そして付け加えると
なぜゴールが設定されたかというと魚は現状に不満を持ったからだった。
現状への不満こそがゴール設定へのヒントとなることを知っておいてほしい。
だからこそ現状への不満は大いに結構なのだ。
やってられるか!!と言ったあの魚だけが進化の道を遂げるのである。