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戦争と差別のない世界を実現するために知っておかなければならない事実がある。この事実を知らなくてはどんなプランも机上の空論となる。
全世界の人々がWANT TOで生きても戦争は起きる。
それが私たちが生きている世界の現実。
残念ながら、私たちが生きている世界にはWANT TOで戦争を引き起こしている人たちがいるのだ。
このことを理解するためには、お金とは何かを知らなくてはいけない。
お金にはパワーがある。
自分のところに目もくらむようなお金が舞い込むことを想像してみてほしい。欲しいものが全て買える世界、一生働かず遊んで暮らせる世界。
これを想像してうれしくならない人はほとんどいない。世界中のほとんどの人が同じ感情を抱く。そんな存在はお金をおいて他には見当たらないのではないだろうか。
どんな絶世の美女といってもつきあいたいと思う人は男に限るし、男が好きな人男もいれば、いや自分の彼女が最高と思う人もいる。
すごい豪華なお城でも、家族と距離が遠いからそれはいいや、とか広すぎて落ち着かないなどと人によってそれぞれ違う。しかしお金は全世界共通で誰もが欲しがるものといっても過言ではないと思う。そんな存在などお金以外ないと思うのだ。
ではそのお金はどうやって作られているのか。誰が作っているのか。
当然各国の中央銀行が経済状況を伺いながらマネーサプライを決めている。
政府機関が公的に通貨を発行していると信じている。
しかし、真実はそうはなっていない。
通貨を発行する権限を通貨発行権と呼ぶが通貨発行権はごく一部の家族単位で数えられるような人たちが独占している。
これは私たちには知らされていない驚くべき事実だ。
もし、そんな馬鹿なと思うのであれば一度徹底的に調べてほしい。数多くの書籍がその事実を裏付けている。
通貨発行権はすごい。すごいパワーだ。
世界のほぼすべての人が欲しがるお金を刷る権利だ。その権利を手中におさめれば一体どんな権力を手にするのだろうか。
歴史的にもこの通貨発行権をめぐる争いは壮絶であったようだ。
そして今、この通貨発行権を持っている人たちはこの通貨発行権を行使して色々なことを仕掛けてきている。
それは経済の好不況と戦争。
経済の不況をあえて作り出し、人々のマインドを不安定にさせて、戦争へと導く。戦争は通貨発行権を持っている人たちとその周りの人たちがあらゆる権利とお金を手に入れるための手段なのである。そして、最終的には自分たちを頂点とした巨大な一つの世界秩序を作り上げようとしている。
戦争は起こってしまうのではなく、人為的に起こされている。
もちろんその中でそれに抵抗する人たちもいただろう。もしかしたら、抵抗する人たちのおかげでせずに済んだ戦争もあったかもしれない。がしかし、人類の歴史上大きな戦争が何度も起こっているのは事実だ。
人類の構成上、戦争で得をする人とはごく一部なはず。圧倒的多数が戦争などのぞんではいないはずだ。
通貨発行権はすごいパワーだが、言いなりにはなりたくない。
通貨発行権者の仕掛けを読み解くために知識をつけたい。
通貨発行権者から私たち(民)の持つべき権利を取り戻したい。
そう思う人たちが増えなければならない。元々私たちは圧倒的多数だ。圧倒的多数が通貨発行権者に対抗できるパワーとなる。圧倒的多数が立ち上がることだけが戦争を止める方法だと思っている。