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こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ山本敦志です。
夢を叶えるマインドチューニング解説第二弾 ゴール設定②
今回は前回に引き続きゴール設定についてです。
前回はゴールは必ず現状の外に設定してくださいと説明しました。
ただ、夢を叶えるマインドチューニングのトップページにはコンフォートゾーンの外という表現にしているのでコンフォートゾーンとは何かということも含めてお話ししていきましょう。
コンフォートゾーンとは居心地のいい空間と訳すことが出来ます。
何かのパフォーマンスを発揮する際にあなたも緊張状態でパフォーマンスがうまく発揮できなかった経験があるのではないでしょうか。
ですから、人がハイパフォーマンスを発揮するためにはリラックスできるコンフォートゾーンでなければなりません。
コンフォートゾーンには現状のコンフォートゾーンと、ゴールのコンフォートゾーンの二つがあり、もちろんゴールは現状のコンフォートゾーンの外へ設定します。
今回はコンフォートゾーンという考え方を過去、現在、未来という時間軸を取り入れて解説してみます。
時間の概念には現在を境として過去と未来がありますがコーチングが取り扱うのは未来だけです。過去は取り扱いません。
コーチングの、ゴールを設定してゴールを達成するという目的において過去は全く必要ありません。過去なんてないと考えるくらいでちょうどよいでしょう。
イラスト
ですから、あの時こうしとけば今頃こうなのになどとは考えないようにしましょう。あの時はもう終わってしまったことであり、あなたの未来にとって何かの影響を起こすことなど全くないのですから。
コーチングは現在を境として未来に働きかけていく手法です。当然のことながらゴールも未来に設定します。ただ、現状とは現在がこのまま続いた場合の未来も含むことから未来には現状の未来とゴールの未来の二つがあるのです。
イラスト
現状がなぜ未来にまで続くのかというとそれは現状がより強いコンフォートゾーンであるからです。居心地のいい空間であるから、ほっておくと未来にも現状が続いていくのです。
ではコンフォートゾーンとはそもそもよいものなのでしょうか。
安心、安全、安定、安穏、安寧とした場所であることは確かですが反面つまらない、飽きる、刺激のない場所であることも事実でしょう。
人は安心、安全を望みながらも、反面変化を望む生き物なのです。だからこそ夢を持つのであり、安心な場所に不満を持ち飛び出していくのです。
人はコンフォートゾーンの中でしかハイパフォーマンスを発揮できない。しかし現状のコンフォートゾーンからは出たいという問題を解決する必要があるのです。
その答えがゴールに向かっている状態をコンフォートゾーンにしていくということなのです。
イラスト
未来に、現状の外にゴールを設定する。そして現状のコンフォートゾーンをゴールに向かっている状態がコンフォートゾーンとなるようにマインド変えていくのです。
ただし、ゴール側にコンフォートゾーンが移行すればゴールが達成されますので、そのときはかつてのゴールが新しい現状となります。そうなるとまた現状の外にゴールを設定しなければなりません。ゴールがコンフォートゾーンとなればまたその外側にゴールを設定するという作業を繰り返す必要があります。そうマインドの使い方の重要なことは常にコンフォートゾーンの外にゴールを設定するということなのです。