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実践セルフコーチング
今回はアファメーションの説明だ。
超一流アスリートの道はここから開けると思ってほしい。
アファメーションは11のルールに則って正しくつくる。
① 個人的なものであること
アファメーションは一人称で書く。個人の場合は「私」チームや組織の場合は「我々」社会的な通念にとらわれたり、他人の評価を意識したりせず、あくまで自分の価値観で内容をつくる。
② 肯定的な表現のみを使い、肯定する対象のみを盛り込む
否定的な言葉や否定する対象を口にした途端に、その人のエフィカシーは格段に下がってしまうのでそのような言葉を盛り込まない。「こうなりたい」「欲しい」という表現と、その対象についてのみを記す。
③ 「達成している」という内容にする
アファメーションは、「私は○○を持っている」「私は○○をしている」「私は○○だ」といった言い回しを使い、すでにゴールを達成しているという内容にする。
④ 現在進行形で書く
「今まさに○○している」「今起こっている」などのような現在進行形で記す
⑤ 決して比較をしない
比較優位で成り立つものや相対化されたものではなく本心から生まれた絶対的なゴールの内容を記す。
⑥ 「動」を表す言葉を使う
アファメーションでは、ゴールの世界における自分自身の行動やふるまい方を表すような言葉を使うことを心がける。動を表す言葉を使うことによってゴールを達成した自分の臨場感を上げることができる。
⑦ 情動を表す言葉を使う
情動をゴールに結びつけることにより⑥と同じくゴールの臨場感はいっそう増してくる。よりリアルになってくる。
⑧ 記述の精度を高める
アファメーションは一度つくれば終わりというものではない。毎日、自分にそれを語りかけながら、気づいたことがあればその都度、修正を加え、制度を高めていくことが重要である。
⑨ バランスをとる
人生のゴールはキャリア、家庭、姻戚関係、ライフワーク、財産、住環境、地域活動、精神性、健康、余暇のあらゆる分野に及ぶ。バランスよく組み合わせて調和させてゆく。
⑩ リアルなものにする
アファメーションの文章は、その文言からゴールを達成した自分自身の姿が浮き出してくるくらい、リアルな記述にする。
⑪ 秘密にする
アファメーションは個人的なツール、ゴールもアファメーションもドリームキラーや他人の評価から遠ざけるためにも懐に大切にしまって秘密にしておくことが重要である。
その他の注意
寝る前に覚えたことは脳は記憶にとどめやすいため、自分に語りかけるベストなタイミングは就寝前。
アファメーションは一日に最低二回する。回数が多ければ多いほど達成のスピードはあがる。
アファメーションは以上11個のルールに則って正しくおこなうことが大事である。アファメーションは毎日唱えるために、非常に大きな効果があるものだ。しかし、逆に間違ったアファメーションも同じく非常に大きな効果を生む。そのためにも正しくつくることが大事である。