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これから実践に入っていくのだが、その前に臨場感について解説しておきたい。
現状のコンフォートゾーンにホメオスタシスが働いて引き戻されてしまう。このホメオスタシスをゴール側に働かせることが必要である。
これに成功すればゴールを達成できる。
あなたも一流アスリートの仲間入りだ。
マインドは一つの整合的なまとまりを探している。簡単に言うとマインドは落ち着く場所を探している。現状とゴールが相容れない二つの違った場所だとするなら居心地のよい方を選ぼうとする。
現状とゴールを比べてみた時にもちろん現状のほうが居心地がいい。ずっと今まで慣れ親しんできた場所なのだから。
これが多くの人が変われない理由であり、多くの人が超一流アスリートでない理由だ。
ここでゴール側にコンフォートゾーンを移行させたいのだが、マインドは一体何がコンフォートだと思っているのだろうか。
その答えが臨場感なのである。
臨場感のあるものをコンフォートゾーンだと思っているのだ。
コンフォートゾーンといえば、うれしい、たのしい、気持ちいい場所だと思うかも知れないが、マインドにとってはそんなこと関係ない。たとえ、どんなに苦しい状態がつづいていたとしても、それが死にたいほど苦しんでいたとしても、コンフォートゾーンなのだ。
コンフォートゾーンとは快適な場という、解釈ではなく慣れ親しんだ場である。
苦しい状態に慣れ親しんでいればコンフォートゾーンだということだ。
いったんコンフォートゾーンになってしまうと抜け出したくても抜け出せなくなってしまう。
もう一度言おう。
苫米地式コーチングにおいて臨場感のある場をコンフォートゾーンと呼ぶ。
現状とゴールは現状のほうがはるかに臨場感が強いからコンフォートゾーンとなり、ホメオスタシスの力で引き戻されてゴールが達成されない。
マインドの訓練とはゴールにホメオスタシスを働かせるための手法だ。
ということは、ゴールの臨場感を現状の臨場感よりあげる方法なのだ。
ゴールの場に慣れ親しむこと。
ゴールの臨場感をあげること。
是非覚えておいてほしい。
続く