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こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。
人は何のために生きるのか。
あなたはこのネタに興味がありますか?
哲学好きにとってはいいネタかもしれないが、コーチングにおいてはあまり意味がないように思えます。
なぜなら、好きなことをしていきるという答えが先にあるから。
コーチングはどうすれば、私の、若しくはあなたの、囚われた心を解放して、好きなことだけをして生きる人生へと自我を変えていくのかに興味があるのであって、不特定多数の人が何のために生きるのかを扱いません。
人は何のために生きるのか?
それは人によって違う。そして抽象化させて答えることが許されるなら、好きなことや、やりたいことをやるためと答えるか。
いや、どうせ生きるなら好きなことや、やりたいことをやって生きたい。ということになるのか。
おっと!扱わないと言っておきながら、哲学っぽくなってきてしまいました。
話を戻して、コーチングとは(ここでは苫米地式とタイス式のコーチングのこと)生きる指針を先に示してくれています。
認知心理学、分析哲学、機能脳科学といった学問をまとめた認知科学による結果がコーチングに集約されていると考えてください。
だから、私たちは人は何のために生きるのかを考える必要も(好きで考えるのはあり!)、そんなことで悩む必要もないのです。
認知科学の結果、教えてくれていることは、私たちの認知にはどうあがいても、スコトーマができる。だからこそ、常に偏った見方で世界を見るしかできない。そこから逃れるためには抽象度を上げて認識することが出来るようになった方がより、広範な情報宇宙にアクセス可能となるということなのです。
広範な情報宇宙にアクセスできるということは、今までは見えなかった、成功するための方法が見えるようになったり、今までの価値観とは違ったものの見方が生まれてくるということになるわけです。
例えば、今までは自分がお金持ちになることだけが全てだった人が抽象度が上がることによって、「世界にはいまだに、飢餓で死んでいく子供たちがいているんだ」という価値観がみえるようになって、そんな世界を変えていくために自分が何かできることがないだろうか。と考えるようになったりといったことがあげられます。
そして私たちの認知の世界の抽象度をあげるための一番簡単で確実な方法が『現状の外にゴールを設定する』ということなのです。
私たちの先人が生き方はすでに教えてくれています。
好きなこと、やりたいことの延長線上にあるもので、現状の外にゴールを設定する。
そしてそのゴールに向かって楽しみながら、ゆったりとのんびりと、歩んでいく。
もう一度、あなたが本当に好きで、やりたくてたまらないものを見つけて、その先にあるゴールを掲げて生きてみませんか。