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過去に生きるか、未来に生きるか、選択の問題である。

苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志のブログ

 

人生において成功するか否かは選択による。

 

人生観というものがあるなら、それは大別すると二つに分かれる。未来志向か、原因論か。

 

原因論から考えてみよう。

 

現在のあなたの状態が自分が望んでいる人生ではないと思っているとしよう。そしてその理由を考えたときに原因論の思考によれば、「私がこのような人生になったのは過去のあの出来事が原因である。過去を変えることはできないのでこの人生を受け入れるしかない。そして現在のこの状態は過去の結果であるから変えることができない。だから未来も希望をもつことができないのだ。」

 

このような思考体系ができあがる。

 

しかし、少し考えてみよう。上記の人と同じ境遇で生まれた人の中で成功者が出るのはなぜだろう?世の中には過酷な境遇に生まれながらも大成功をおさめた偉人は多数存在する。

 

それはその人たちの思考体系が未来志向であったからに他ならない。

 

未来志向の思考をすれば過去など問題にはならない。未来志向の人にとってはその欲しい未来にとって重要ではない過去は存在もしていないだろう。これはスコトーマの原理である。しっかりと未来を見据え、その未来が必ず達成されると確信している人たちにはその未来にとって重要であることしか見えないのだ。だからこそチャンスをしっかりと捉えることができるのだ成功の階段を上っていくことができる。

 

原因論の人たちは成功する人はもともと成功する人だったんだ。一般人とはもともとから違うんだと解釈しがちである。

 

しかし、違う

 

それは過去を引きずって生きていく選択をしたか、未来志向で生きる選択をしたかの単なるその人の選択の問題である。

 

人はだれでも、今すぐにでも変わることができる。

 

過去に何があったかなどどうでもよい。

 

未来に何が欲しいか。

 

その未来が達成されると確信できる人だけがその未来を手繰り寄せることができる。

 

過去をみるか

 

未来をみるか

 

選択の問題である。

 

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