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人はゴールを設定しなければどうなるのか。
時間は未来から過去へと流れている。未来からどんどん押し寄せてくる出来事たちの中で、我々の認識とは重要であることだけを拾い出して生きている。
ゴールを持っているということは未来の方向をむいているということだ。
川で例えると、川上を見ている状態がゴールがある状態。未来を見据え、チャンスが流れてきたときには適格に拾っていくことができる。
ゴールがない状態とは、川下を見ている状態のことだ。過去のことばかり気にしている状態だ。過去をみていて未来から流れてくるチャンスを拾うことができるだろうか。みつけたときにはすでに流され遠ざかっていっているのだからチャンスはつかめない。
ゴールを設定するからこそ成功ができるという意味は、未来を見据えているからこそチャンスが拾えるともいえる。
逆にゴールがないとは現状が続いていくということだ。現状のゲシュタルトは過去の記憶でできているのだから、現状のまま生きるとは過去を生きているということができるのではないか。
また魚が陸に上がった話をする。
陸にあがった魚がいたように深海にもぐった魚がいたはずだ。その魚は深海魚となる道を選んだ。
光も少ない、餌も少ない、暗い世界、その中で生きるという選択をした魚。
僕から見るとゴールのない世界とは少しずつ、少しずつ、深海にもぐっている人生に見える。もちろんどちらがいい、悪いというつもりはないのだが。
僕はゴールのある人生を望むし、ゴールのある人生を望む方のお手伝いをしたいと思っている。
ルー・タイスが教えてくれた言葉に
it’s my choise
がある。
ゴールを持たず現状を生きる道もit’s my choise
未来にゴールを設定して生きる道もit’s my choise
またどんなゴールにするか、すべてit’s my choise
そんなあなたを心から応援することが僕のit’s my choiseだ。
過去の出来事、環境、年齢、など一切関係ない。誰であろうとゴールを持つことはできる。今から、でっかいゴールを持つ気になってくれたとしたら幸いだ。
亡きルー・タイスの多くの言葉に感謝を込めて。